Model 04E003C
商品コード: 04E003C
日本製
日系移民が農場で着ていた「着物シャツ」では、結構襦袢が多用されています。 だから大正ロマンの配色で仕上げたこのシリーズは、一番それっぽい仕上がりのアロハシャツになります。
昭和中場頃に使っていた、女児四つ身用染色型で、綿ブロードを染めたアロハシャツです。
もともとこの当時の四つ身柄モチーフは、大正から昭和初めにかけて盛んに染められていた襦袢の柄です。だから懐かしい柄行なんですね。
実際に京都高島屋の店頭に並べてみたところ、お年を召されたご婦人方に「懐かしい」「お母さんのお古で、私の着物をこさえてもらった」なんてご意見ご感想を耳にしました。
もともと日系移民が農場で着ていた「着物シャツ」が欲しくて、アロハシャツ作りをはじめましたから、色々時代考証や参考資料等々から分析してみた結果、当時の日系人社会では結構襦袢柄のシャツが多かったようです。
だからこの染色形に巡り会えたとき、「大正ロマン調の配色で」と考えついたわけで、やはり和柄アロハのモチーフとして、この雰囲気は捨て置けませんからね。
当然できあがりは、それっぽい雰囲気に仕上がりました。
ちなみに小学館のビッグコミックオリジナル(04/8/5発売号)で、読者懸賞品に選ばれたのがAB両タイプ。釦付け・プレス上がりが1日遅れたCは、この懸賞選考に惜しくも漏れてしまったと。かくしてソニーや松下などのナショナルブランドと並んで、玉葱アロハがメジャー誌の巻頭見開きカラー頁に登場することとなりました。